WORKSHOP
【募集終了】「森からはじまる暮らしのDIY @箱根山テラス」:1月29日(金)〜31日(日)
森を暮らしとつないで活かすための、アイディアや工夫をみんなで探す楽しい試みにご一緒しませんか? 絶対楽しいワークショップツアー、 どなたでもご参加いただけます!
ナビゲーターから
東日本大震災をきっかけに陸前高田で起業して以来、東北と東京を行き来する働き方をしてきました。このワークショップを開催したいと思った理由は2つ。
一つは地域の木材を活かし、DIYを学べる場作りなどを行ってきましたが、都内にいると、その素材がどこで育ち、誰の手によって加工され、手元に届くのかがなかなか見えにくい。実際に地域に足を運び、触り、感じることで、つながりを失ってしまった生産と消費をつむぎ直せないかなと思ったこと。
もう一つは働き方への関心です。起業したのち、多くの多様な働き方をする人たちに出会い、視野も大きく広がりました。例えば今回のゲストである三浦豊さんが、森の案内人という仕事を自ら創り出したように、また、友廣裕一くんが全国で様々な仕掛けづくりをするように。どこから、どのように、その働き方に出逢っていったのかを紐解くことでこれからの生き方を考えるヒントになるのではと考えました。
ともに山に入り、木を知り、森を学び、生えている木がどんな人の手を経由して、どのようにして自分たちの暮らしにやってくるのか。自然と自分の暮らしとのつながりを再確認するとともに、自分たちの暮らしの行く末に想いを馳せるような時間を、1月の凛とした気配漂う箱根山テラスで共に過ごせたらと思っています。 (くわばらゆうき)
「森からはじまる暮らしのDIY @箱根山テラス」
概要
日時 :4つの日程がセットになったワークショップツアーです。
2016年1月29日(金)、30日(土)、31(日)@陸前高田
2016年3月21日(月・祝)@東京・早稲田*
*東京での日程はどうしても難しい場合は、個別のご相談に可能な限り応じます。
宿泊場所:岩手県陸前高田市での宿泊は全て箱根山テラスとなります。
参加費 :¥35,000/名(2泊6食付き、現地までの往復交通費は含みません。)
定員 :30名(最少催行人数:15名)
申込締切:2016年1月12日(火)
スケジュール
1月29日(金):森を歩く1日
11:30 JR一関駅集合(レンタカーで送迎)*お弁当で昼食
陸前高田をめぐる(津波被害や復興の取り組みがわかるスポットを訪問)
13:00 箱根山テラス(チェックイン)
13:30 「森の案内人」三浦豊さんと歩く陸前高田の森
16:30 描くワークショップ「木で作りたいものを考えてみる」
18:00 夕食・懇親会(&自己紹介タイム)
1月30日(土):森で考える1日
07:00 朝食
08:30 現場をみる「伐採見学(仮)」
11:00 製材所見学「木の行方を追ってみる」
12:30 昼食&休憩
14:30 三浦豊(語り手)×友廣裕一(聞き手)
「日本の森を歩くという生き方」
16:00 長谷川順一(語り手)×桑原憂貴(聞き手)
「箱根山テラスのオーナーが語る森を活かすという生き方」
18:00 夕食
1月31日(日):森でつくる1日
07:00 朝食
08:30 作るワークショップ「例:小さなおはしorスプーンづくり」
12:00 昼食
13:00 自由行動
15:00 終了*JR一関駅までお送りします。(16:37 JR一関発 18:52 JR東京駅着)
*天候などの状況により変更の可能性あり。
*お部屋は男女別の相部屋となります。
3月21日(月・祝):東京のDIY工房でつくる
陸前高田で森を歩き、森で考えたあなたならではの「欲しい家具・雑貨」を、東京・早稲田にあるDIY専門のシェア工房を活用し、レクチャーを受けながら、自分の手で作りあげます。作業時間は2〜3時間程度を想定しています。親子での参加も可能。
*予定が合わない場合は個別にご相談可能です。
スペシャルゲスト(敬称略)
三浦 豊(みうら ゆたか)<森の案内人>
1977年、京都府生まれ。日本大学芸術学部卒業後、造園業勤務を経て、2004年より全国の森を巡る旅を始める。その旅に一区切りがついた2010年より、全国の森を案内する「森の案内人」として活動を開始。
Webサイト:http://www.niwatomori.com
長谷川 順一(はせがわ じゅんいち)<株式会社箱根山テラス 代表取締役用務員>
1980年岩手県陸前高田市出身。大学卒業後首都圏の企業に就職するも、父親が倒れ翌年帰郷。平成20年、株式会社 長谷川建設 代表取締役就任。震災では社屋を流失したが、直後から道路啓開・仮設住宅の建設など復旧の最前線で奮闘。2012年にエネルギー事業部を設け、木質バイオマスの地産地消に着手。2014年に宿泊・滞在施設「箱根山テラス」を開業し、より有機的な活動を展開している。
ナビゲーター
友廣 裕一(ともひろ ゆういち)<一般社団法人つむぎや 代表>
1984年大阪出身。大学卒業後、日本全国70以上の農山漁村を訪ねる旅を通じて、各地の暮らしや仕事について学ばせていただく。出会った人との関係性から、自分の役割を見出し、仕事を生み出すという生き方をスタート。
東日本大震災以降は仲間たちと一般社団法人つむぎやを立ちあげ、宮城県石巻市を拠点に、牡鹿半島の漁家の女性たちと地域資源を活用した事業「OCICA」「ぼっぽら食堂」などの立ち上げ、東北ものづくりの物語を届けるメディア「東北マニュファクチュール・ストーリー」の運営などを行う。
現在は全国各地で、土地の資源と、人の力を活かした大小様々なプロジェクトをつむぎだしている。
桑原 憂貴(くわばら ゆうき)<KUMIKIプロジェクト 代表 / 株式会社紬 代表取締役CEO>
1984年群馬県出身。東日本大震災後、岩手県陸前高田市で起業。地域の集会所を住民とともにセルフビルドでつくりあげた体験を通じ、暮らしを手づくりできる人を増やす「KUMIKIプロジェクト」に取り組む。家具を作り、住まいを作り、町をつくれる人々の集まりこそ、消費社会が生み出す多様な困りごとの解決を図る力になるとの想いから、東京・早稲田にDIYを学べる拠点「DIYがっこう」を開講しているほか、賃貸DIYサポートなどを行っている。
■お申し込み方法
事前のお申し込みが必要です。
2016年1月12日(月)までに お名前、ご連絡先、参加人数をメールにてお知らせください。
メール:hakoneyama@kumiki.in
担当:桑原憂貴(KUMIKIプロジェクト)